インターネット等を通じたレッシュ理論に関する発信について
インターネット等を通じたレッシュ理論に関する発信について
レッシュトレーナーの皆さま、平素よりお世話になっております。
昨今、インターネットを通じた4スタンス理論に関する発信が目立っております。
この傾向は今後さらに強まると思われますが、
この度あらためて、公式レッシュトレーナー規約補則に「インターネット等でのレッシュ理論に関する発信」の事項を追加いたしました。
つきましては、下記に同内容文を掲載いたします。従来の規約から大きく変わった部分はありませんが、
より詳しく解説することで、トレーナーの皆さまが4スタンス理論、レッシュ理論についてこれまでよりも発信しやすくなるかと期待いたします。
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[インターネットおよびセミナー等の案内チラシ、トレーナー紹介文等でのレッシュ理論に関する発信に関する具体的条項]
*レッシュ理論、4スタンス理論に関する発信について。
マスター級、コーチ級、プレイヤー級を問わず公式レッシュトレーナーは、インターネットの自己サイト、ブログ、SNS等、およびレッスン、セミナー、講座の案内チラシ、トレーナーの紹介文等において、4スタンス理論を含むレッシュ理論に言及した文章、静止画および動画を発信することが可能です。動画については、ブログなどで4スタンス理論のレッスンを行なった模様などを動画にて報告することは問題ありませんが、続く禁止事項に触れたり、動作の形の違いなどによって誤解やミスリードを誘発する可能性もありますので慎重に行なってください。また、静止画・動画を問わず肖像権には注意ください。
*同理論の内容解説および指導について。
4スタンス理論を含むレッシュ理論の具体的な内容説明や指導を目的とした発信は、禁止します(有償・無償問わず)。同理論の指導は、指導者と指導される側が現場にてしっかりとしたコミュニケーションを交わしながら行なうことが原則であり、この規約の遵守によりトレーナー全員の活動の公平性が保たれることを理解ください。
*レッシュ理論用語の使用について。
文書、インターネットでのレッシュ理論指導を控える一方、4スタンス理論関連書籍や公式セミナーのレジュメに記載されているものも含め理論の用語をレッスン、セミナーの案内やトレーナーの紹介文、またはインターネットのブログ、SNSなどで使用することは問題ありません。また、4スタンス理論、レッシュ理論に関連するグッズの情報を記載することも可能です。
ブログなどの文章中に、たとえば「身体動作の重要部位である5ポイントについて説明しました。」などと記述するのは問題ありませんが、項目を立てて「5ポイントとは何か?」や「タイプ別の軸の作り方」、「リポーズの実践方法」などを具体的に説明するのは避けてください。
また、他の運動理論と比較し他方を否定するような展開は厳に禁止します。
*次の4項目については例外として、文章中での詳しい記述、項目立てての記述、を許可します。
〈4スタンス理論〉
以下の例のような概要であるかぎり、文量を問わず説明を積極的に行なってかまいません。以下例だけでなく、もっと平易な言い回しをしても問題ありません。
文章例:
「4スタンス理論とは、ヒトが重力と親和しながら動作を行なうための身体部位の操作の仕方は1種類ではなく4種類からなると類型化した理論です。日常動作からプロフェッショナルアスリートのパフォーマンスに至るまで、各部位の連動、協応のさせかたやリズムには、4タイプのシステムが存在します。自分のタイプに適った方法で身体を操作することで、それぞれがもっとも効率的で安全かつ最高の運動動作を行なうことが可能となります。この4タイプは、生得的なものと考えられ自分の生まれ持ったタイプを見極め整えていくことが大切です。」
〈レッシュ理論〉
以下の例のような概要であるかぎり、文量を問わず説明を積極的に行なってかまいません。以下例だけでなく、もっと平易な言い回しをしても問題ありません。
文章例:
「レッシュ理論は、廣戸聡一が創案した総合的な身体操作理論の体系です。ヒトの身体操作を類型化した4スタンス理論、廣戸聡一整体術をはじめ、個人の時勢的コンディショニングに応じたメンテナンス方法を説くレッシュ・サイクルやリポーズ・トレーニング、アクア・トレーニングなどを含んでいます。」
〈軸〉
以下の例のような概要であるかぎり、文量を問わず説明を積極的に行なってかまいません。以下例だけでなく、もっと平易な言い回しをしても問題ありません。
文章例:
「レッシュ理論の展開している軸の定義は、地球の重力と親和しながら動作を効率よく行なうために身体中に構築するシステムです。脳が水平・垂直の身体座標をしっかり認識することにより抗重力を担う重要部位である5ポイントや身体変体を担う可動ポイントなどを正確に組み合わせるシステムは、4種類存在しています。そして、自分のタイプに適った軸を構築することで動作中の身体、脳が安定し、パワー、スピード、スタミナ、動作リズム、全身の連動性、さらに集中力などが高まります。一方、自己タイプと異なる軸を強制的に作ったり、複数の軸システムを混ぜながら動いたりすると障害の原因ともなるため注意が必要です。」
〈正しい立ちかた〉
公式セミナーのレジュメや各4スタンス理論関連書籍に記載されていることであれば詳しく説明して問題ありません。独自のイラストや写真などの併用も可能ですが、書籍記載のものの転用は著作権が存在しますので注意ください。「4スタンス倶楽部」記載のものの転用は問題ありません。
文章例:
「立つという行為は、すべての動作の基本です。ですから立った状態で全身が自由に動かせること、瞬時に素早く動き出せること、そのうえで安定していることなどが大切です。正しい足幅で適切に立つことができると、その後の動作でも身体の安定を保つことができます。
正しく立つ手順は、まず足幅を首幅に揃えるために両足の間を指2本分くらい空けて真っすぐに揃えます。そして両足の土踏まずの上に頭を乗せ込みましょう。頭から土踏まずを結んだ鉛直の円柱のうちに骨盤と肩甲骨がしっかり立つイメージを持ちましょう。土踏まずに頭を乗せ込んだまま、地面を真上からしっかり真下に踏んでください。すると全身が機敏かつ柔軟に可動するのが分かるでしょう。ぜひ、動き出す前に『正しく立つ』を実践してみてください。」
*タイプチェックの方法について。
正確を期すためできるだけ「4スタンス倶楽部」内の「タイプチェック法」へ誘導してください。もしくは同サイトの図、説明文、動画に転載や動画の転載(埋め込み)は、問題ありませんので積極的に利用ください。
文章中などでタイプチェックに触れる際には、例えば「ペットボトルを指先で持つAタイプと掌で握り込むBタイプ」や「しゃがむとき、先にお尻を出すAタイプと膝を出すBタイプ」程度の記載は問題ありません。チェックに関してはミスリードを避ける慎重さが必要ですが、一般の方々に4スタンス理論をより知っていただくために大切でもありますので積極的に記述してかまいません。
*著名人その他、特定個人、団体の扱いについて。
個人には肖像権その他の権利が存在しますので、原則として本人から許可を得たものを除き禁止します。個人名、団体名など特定する名称の使用はお避け下さい。たとえば文章中に個人例を挙げて4スタンスタイプに言及する際は「〇〇投手のようなピッチングフォームは、後軸を重心に動くBタイプ的といえる。」というような推測のかたちでの記述を心がけてください。表でタイプ別の個人の列記することは断定的になってしまうので避けてください。
個人の4スタンスタイプについて言及したものに関しては、REASH PROJECTは一切責任を負いませんので注意ください。
文章例:
「〇〇選手のようにクラブを手の平に水平に握り込むのは、A2タイプなどパラレルと呼ばれるタイプにみられる特性なので、全員が同じ握り方をすれば上手くいくわけではありません。」
*公式サイトへのリンクについて。
以下サイトへのリンクや紹介は可能ですので自由に行なってください。
〈4スタンス倶楽部〉 4スタンス理論の基礎を知りたい方へ http://www.4stance.com/
〈REASH PROJECT公式サイト〉 4スタンス理論を本格的に学びたい方へ http://www.reash-project.net/
〈廣戸道場〉 4スタンス理論を活用した整体施療院 http://www.h-dojo.net/
*トレーナーズ・ロゴの記載について。
媒体を問わずレッシュ理論関連を発信する際、可能なものにはレッシュトレーナーズ・ロゴを記載することを強くお奨めします。当法人の基本方針として、レッシュトレーナーズ・ロゴまたはREASH PROJECT法人ロゴの記載のない発信は、一般社団法人REASH PROJECTと関連がないとしますので注意ください。
レッシュトレーナーズ・ロゴの入手およびロゴに関する詳細規約はコチラから:
【広告・看板・名刺などの表記】
http://www.reash-project.net/notes.html#05
*ブログなどでの記述例。
以下にブログ、案内チラシ、トレーナー紹介文などにおける記述例を記載します。これらと同じである必要はなく、この程度までは問題ないということですので例に囚われず記述してかまいません。
記述例1:
「ヒトの正しい動き方は1種類ではありません! 一流のアスリートたちのフォームが様々なのはこのためです。正しい身体の操作のしかたは4種類あり、それが『4スタンス理論』です。ですから、コーチやチームメイトと同じ動き方ができなくても諦める必要はないのです。正しい動き方はアスリートだけでなく、もっぱら日常生活にとって大切ですので、子供からお年寄りまで、自分本来の身体の使い方さえ覚えれば、安全で効率的で、ケガや故障もしにくく、なによりもっとも自分らしいキビキビとした動作をすることが出来るでしょう。
4スタンス理論を実践するには、まずは自分の4スタンスのタイプを知ることが必要です。たとえば貴方はしゃがむとき、お尻と膝のどちらを最初に折りますか? ウチワをあおぐとき肘と手首のどちらを振りますか? こんな動きが4スタンスに関係しています。興味がある方は以下のURLから自己タイプチェック法を試してみてください。
自分の4スタンスタイプを知れば、そこから貴方らしい動作のヒントをたくさん得ることができます。4スタンスの世界へようこそ!」
記述例2:
「先週数度に分けて行なったレッスンでは、受講された30歳代の女性に、まず4スタンスタイプのチェックを行ない、B1タイプであることが判明しました。そこで、タイプによって動作のしかたや形が違うことを『ウチワの仰ぎかた』や『しゃがみかた』、『ボールの持ちかた』、『ゴルフのスウィング』などを紹介しながら説明しました。
そして、まずは正しく立つ手順が大切なことを伝え、トップ・オン・ドームの作りかたを実践してもらいました。続いて、身体の重要な部位である5ポイントについて簡単に説明した後、自分のタイプの軸ポイントを揃えて軸を整えることを指導しました。さらにその方のタイプに適った立ち方、座りかた、歩き方を教えました。
一連のレッスンが終わる頃には、姿勢もすっきりし、身体がとても軽くなった、と感激していただけました。
皆さんもぜひ、土踏まずのうえに頭を乗せるトップオンドームを実践して、正しく立つことを意識してみてください。そしてもし興味があれば、4スタンス理論のレッスンを受けてみてください。軸のある生き生きとした生活が送れると思いますよ!」
-----------------------------------------(公式トレーナー規約補則抜粋ここまで)
以上、レッシュトレーナーの皆さまの活動の一助になれば幸いです。
今後ともレッシュトレーナーとしての活躍をよろしくお願いいたします。
一般社団法人REASH PROJECT事務局
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