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 REASH通信 -レッシュトレーナー、廣戸聡一の活躍を報告します-
 

「中学校野球部 マウスガード作製」

森山広之/マスター級

 

通常の歯科医院でおこなっている座位で作製したマウスガードと4スタンス理論を取り入れ立位で作製したマウスガードとの比較として、各マウスガードをはめての運動機能変化を中学校野球部17名の協力のもと検証してみました!
ご協力頂いたのは同じくマスター級トレーナーである札幌市にあります新琴似中学校野球部顧問の相澤一広先生及び部員の皆さんです。

立位でのマウスガード作製時には、『正しく立つ』を行い4スタンスリングの使用、タイプ毎のシュラッグ運動の後に噛み合わせを採り、マウスガードセット時にも正しく立った位置での噛み合わせの調整をしました。

運動機能検証は、中学校体育でおこなわれている新体力テストの項目から
1 握力(筋力)
② 上体起こし(筋力・筋持久力)
③ 長座体前屈(柔軟性)
④ 反復横跳び(敏捷性)
⑤ 立ち幅跳び(筋パワー)
及び10メートル走など。

また目隠しをして、その場足踏みでの移動距離の変化(バランス)も試してみました。

まだまだ試行段階で、不慣れな点も多く精度にかけるところではありますが
今回の運動機能検証の傾向といたしましては

・A2タイプの選手3人の正しく立った咬み合わせのマウスガードの使用時のデータが3人ともほとんどが向上していたこと。(今回A1タイプの選手がいませんでした。)

・Bタイプはデータに、ばらつきがみられたこと。
全体的に正しく立った咬み合わせのマウスガードの使用時のバランスの向上がみられたこと。

以上が認められました。
今後もこの結果を踏まえて私自身の精度も向上し検証を続けて行きたいと思います。

最後になりますが、今回協力して頂いた野球部員の皆さんの今後のスポーツ人生において4スタンス理論およびこのマウスガードが飛躍のきっかけになってくれたら嬉しいなと思います。

 

 

 


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