親子で楽しく体を動かす
相澤順/マスター級トレーナー
平成29年11/24(金)茨城県八千代町立安静小学校で、1年生親子56名対象の「親子体操」を開催しました。
私が今まで講習会を開催した事がある対象者は、小学校高学年~大人ばかりでしたので、小学校1年生に、どうやってレッシュ理論を説明しようか悩みましたが、廣戸道場山本先生からアドバイスを頂き、自分でも勉強になった講習会を開催できました。
偶然だとは思いますが、私が過去に開催した講習会は、全て未経験競技に対してのみ。(野球・テニス・エアロビクス・バスケット・体操・競輪)
今日のテーマは「からだをやわらかくしよう!」という事で始めました。
最初と最後の変化を、保護者や先生に見て感じてもらうため、子供達に「向こうまでできるだけ速く走って!」とだけ伝えてダッシュ。
頭がグラグラ、曲がっちゃう、腕をとんでもない位置で振る、予想通りめちゃくちゃです。
そこで、小1の子供に「きちんと立つ」を一から説明しても飽きるだけなので、水を注いだコップ(油断するとこぼれる量)を一人ずつ両手できちんと持ってもらいました。
そうすると、子供達は勝手にきちんと立ってくれます。
コップを持ったまま、足踏みから始まり、歩いたり、コップを誰かに渡すなど。自分の正面で両手で物を扱うとうまく扱える事を簡単に説明。
まだこの時点で保護者は「??」という顔。
体育座りからうしろへゴロン。
耳の穴を中心でつちふまずが上に向く~下に向くを意識してやってみると、少しずつスムーズにゴロンゴロンできるようになってきました。
「逆上がりに直結するんですよ~」
この一言に保護者の目つきが変わります、、、。
横向きでゴロゴロ。片足ケンケン。お尻歩き。etc.
腕の振り方が違いますよね~
足の上げ方が違いますよね~
スタートの構えが違いますよね~
等々
何気なくタイプの違いを絡めながら。
最後に最初と同じ条件でダッシュ。
申し合わせたかのように、全員頭の位置が変わりません。
申し合わせたかのように、全身を使って全力で走ります。
この光景は小さな子供たちに私自身も「迫力」を感じたと同時に先生と保護者の頭の上に「!」マークが付いた瞬間でもありました。
私の念願であった対象者、学校の先生を相手にレッシュ理論の素晴らしさを伝えられました。
教頭先生も、「楽しかった!頭の中がクリアになった!」と仰って頂き、更に、ありがたい事に教職員向けの講習会オファーも頂きました。
これからも、何かを教える側の方たちへ、レッシュ理論を通じてお手伝いができれば、と思ってます。
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