2010年6月後半 活動報告 「第2回A級受験用セミナー」
6月20日(日曜日)
本年度2回目となるA級受験用セミナーが行われました。
前回はタイプチェックの精度を上げるためのセミナーでしたが、今回は今までやってきた
物とは違う「動的なリポーズトレーニング」と、グッズや道具を使ったり、実際にやって
みせたりするデモンストレーション方法を学ぶ「指導者としての練習」という内容で行わ
れました。
まず最初は「動的なリポーズトレーニング」から。
リポーズトレーニングの静かなイメージとは対照的な「動的」というキーワード。初めは
この正反対なキーワードに違和感を感じていたようですが、鈴木S級トレーナーの説明を
聞き、そのデモを見て納得。早速モノにしようと真剣に取り組みます。一通り終わったら、
次は一人一人前へ出て、今やった動的リポーズを実演しながらリードする練習。
普段はレッスン等で慣れているトレーナーの方々でも、新しくレッシュ的なキーワードが
入っている事と、若干緊張が有るせいか少々苦戦気味。鈴木S級トレーナーから「ご自身
のやられている競技に結びつけ説明し、聞いている人たちがイメージし易いようにリード
してはいかがでしょう」とアドバイス。これを実践すると、思った以上にスムースに進め
られるようなりました。やはり、この辺りの勘所は皆さん流石です。
ここまでは「トレーナーとしてどう導くのか」を意識した時間でしたが、次は自分自身が
身体を動かす事に主眼をおいた時間。見た目より高度な「バックロール」や「背中歩き」に 挑戦。特に「背中歩き」は全員初めてで、なんとなく出来るようになるのに苦労されて
いました。(当日参加していなくて、これを読んでいる方は「なんのこっちゃ?」状態だと
思います)
ここまで身体を動かし続けていたので、最後は道具を使ったレッスン。
例えば、普通に売られているパンチングミットでも、タイプによっては扱いやすかったり、
扱いにくかったりする形が有る事や、何の変哲もないただの棒でも、何処を意識するかで
コントロールしやすかったり、しにくかったりする事を体験。これらの事実をどう指導に
取り入れていくのかを学んでいただいて終了。
いつもながら内容の濃い、実践的な内容の2時間となりました。
やはり説明をし、やってみせる事は大切で、大変な事なのです。
次回のA級受験用セミナーは、8月8日に午前と午後の2回、別の内容で行います。
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リポーズトレーニングを指導する鈴木S級
トレーナー。しっかりと安定していれば、
この状態から立ち上がることができます。
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長座から手を床につかないで立ち上がるコツを
実演する鈴木S級トレーナー。逆の手順をふめ
ば手をつかないで長座になる事ができます。
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前に出て、動的なリポーズトレーニングを実演する小池B級トレーナー。その表情は真剣そのもの。
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同じく実演をする柳川B級トレーナー。
ご自身の専門であるゴルフの動きを例に挙げて
リードしているところ。
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「背中歩き」のコツを実演しながら説明をする鈴木S級トレーナー。いとも簡単にやるので簡単そうなのですが、実際に
やるとなると・・・。
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これが噂の「背中歩き」。皆さん悪戦苦闘して
いました。
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正しいバックロールを実演し説明をする眞壁S級トレーナー。この後、バックロールから倒立し、立ちあがってみせた。流石です。
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バックロールが出来ない、または苦手な人は
人は何をすれば出来るようになるかを説明す
る西澤S級トレーナー。やはり力や勢いでは
ないようです。
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