2011年 10月活動報告 その2
今月2回目の活動報告は下記の2つについて。
10月16日(日曜日) 午前:A級必須セミナー
午後:第5回 レッシュサミット
この日の2つのイベントは、いずれも原宿で行われました。
まずは午前中のA級必須セミナー。 これはA級への昇級テストの受験資格を得るために、必ず受講していただくセミナー。 もちろんA級を目指す方が対象で、そうでなければ受講しなくても良いのです。 が、先月新たにB級トレーナーとなられた方々の殆どが受講し、総勢25名の方々が受講して下さいました。 向上心の高い方々が参加して下さったので、皆さん凄い集中力で話を聞いているので室内は静かなのですが、必然的に熱のこもった時間になり、今回の講師を一人で担当した鈴木S級トレーナーが、いつもより若干緊張気味のように見えました。 さて、内容はと言うとA級トレーナーの認定テストに合格するために求められる事が非常に高度なため、チェック方の制度アップ、各タイプの表現能力を高めていかなくてはなりません。ですので、内容もそれを目的とした濃いものになりました。 最後に今回の内容についての質問にお答えして終了。 お昼を挟み、半数以上の方がそのまま午後のサミットへ参加して下さいました。
午後は13時から第5回のレッシュサミット。 今回のテーマは「道具」。 各種競技で使う「道具」や、現在発売中のレッシュグッズ(これも道具)ついて考えてみようという内容。 毎回トレーナーの方に講師をお願いするのですが、今回は足立トレーナーと辻新潟支部長。そしてゲストとして(株)フリーム代表の原田氏にお願いしました。 ちなみに原田氏は4スタンスベースボールグローブ(練習用)を企画・制作をして下さった会社の代表です。 オープニングでの参加者の自己紹介、代表のあいさつ等が終わり、さっそく1つ目の足立トレーナーの時間。足立トレーナーの専門はゴルフ。ご自身が持っているゴルフクラブにおけるタイプ別の特徴から始まり、廣戸代表と初めて会った時の事等、楽しく笑いをちりばめながらお話をして下さいました。お話の合間に時間を気にしていらっしゃいましたが、その理由が、気にしていないと話過ぎてしまいとんでもない事になってしまうので、そうならないようにと気にしていらっしゃったようです(笑 楽しい中にも真面目な話があり、また、その熱い語り口にどんどん足立ワールドへ参加者全員が引き込まれて行きました。そんな足立節炸裂の時間でした。 5分休憩の後、次は辻新潟支部長と原田氏の時間。 辻新潟支部長には、レッシュトレーナーは理論を「(他の人に)伝える」というスキルが必要になります。それを正確にわかりやすく、且つ効果的に伝えるアイテムとしての道具(4スタンスグッズ)という切り口でお話をして下さいました。相手の五感を刺激し、頭の中で「!」を沢山発生させる事ができれば対象者の受け入れ準備は完了。そこから理論アプローチすればよいという、長年の経験に基づいた大変貴重なお話をして下さいました。 圧巻だったのは、4グッズを使ったレッスンのやり方の実演の時。4スタンスグローブを使ってゴルフレッスンをして見せた時、構えからスイング動作までが全てはめたグローブのタイプになってしまう事実に参加者全員驚愕&納得。野球の道具でゴルフのレッスンができる事に最大の驚愕と納得があったようです。 原田氏には、廣戸代表とレッシュ理論との出会い、4スタンスグローブの開発秘話などのお話をしていただきました。トレーナーではない4スタンスの関係者のお話を聞く機会はめったに無いので皆さん興味津々で、真剣に聞いていました。 ちなみに、次のフリートークまでの休み時間、4スタンスグローブの周りには沢山の人が集まり、原田氏を捉まえてグローブについて質問攻めにしていました。
次はフリートークの時間。 初めはテーマにそって「道具」という観点からお話が始まりましたが、いつしか現場におけるリアルなお話へと移動。 口火を切ったのは辻新潟支部長。ご自身が設立した少年野球チームでの活動を初めとしたレッシュ理論での指導においては、失敗した記憶がないとの事。しかし、未だに忘れられないのは、タイプチェックを間違えて指導してしまった事。そして、なぜそれに気がついたのかを事細かく説明。自らの失敗を語る事は思ったより難しいのですが、それを簡単に言えてしまうのは流石といえます。4スタンスゴルフ四天王(勝手に名付けてしまいました)の、吉田トレーナー(BⅠ)はご自身のレッシュラボ横浜での。柳川トレーナー(AⅡ)は横田ゴルフベースやCSTV撮影現場での。犬井トレーナー(AⅠ)は御殿場でのレッスン時での。西野トレーナー(BⅡ)は試合の時やレッスンの時にあったハプニングや失敗談を交えて、何が一番難しいかをお話して下さいました。全員が異口同音に言ったのは、指導そのものよりもタイプチェックが一番難しく、失敗もしやすいと言う事。考えてみればあたりまえですが、少し慣れてきた時に失敗しやすいという事でした。 続いて発言して下さったのは、空手家の千野根トレーナーと、水口礼也・智子トレーナー。自分の身体を唯一の道具として使う方の意見に全員耳を傾けるなか、千野根トレーナーはご自身の道場での出来事から、小学校低学年の子供への指導で気付かされた事をお話して下さいました。それには全員驚きと共に「そんなやり方もあるのか!」と感心しきりでした。水口礼也トレーナーはご自身が出場した大会でのエピソード。演武競技に出場し、その演目がテイクバックをしないで板を割るというもの。奥様の智子トレーナーを相手にして練習した時は上手くいったのですが、本番では失敗。その理由が、板を抑えていた体重90㎏以上ある男性が衝撃に耐えられず、4m程ぶっ飛んでしまったから!という凄まじい理由でした。その話を受けて、水口智子トレーナーは、自分のタイプで拳を握り、構え、軸を作り出すことで男性相手のミット受けもできるようになったし、試合でも勝てるようになったとおっしゃっていました。自分の身体のルールを守り、軸を作る事の大切さを実感させてくれる貴重なお話でした。それらのお話の他に、廣戸代表から新しいタイプチェックの方法が披露されたり、B級トレーナーになりたてで初参加の方の為にも廣戸代表への質問時間を設けたりしました。そんなこんなで、かなり予定時間を過ぎてしまったのでフリートークの時間は終了。 講師を務めていただいた3名の方に感謝状をお渡しし、集合写真を撮り、記念のTシャツをお渡しして全て終了。解散となりました。 その他、ご紹介できませんでしたが、二串九州支部長からは、あるCMの出演者を決めるオーディションに参加した話が。田畑トレーナーと小池トレーナーは、廣戸代表が出版予定しているリポーズ本(タイトル未定)のモデルとして参加し、その現場でのエピソードが語られたりと、普段聞く事のできないお話のオンパレードとなりました。 最後になりましたが、この様な楽しい集いを開く事が出来ました事を、全てのトレーナーの方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。
さて、今月の残りは29日千葉市民ゴルフ場でのジュニア対象セミナーと、30日の整体セミナーの2つ。乞うご期待下さい!
【午前 A級必須セミナーのようす】
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沢山の方が参加して下さいました。もしかしたら、A級必須セミナーが始まって以来、参加者人数最多記録かもしれません。 |
A級必須では、レジメは殆ど使いません。実践あるのみ。ですが、実技の説明ではみなさん真剣にメモをとっています。 |
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今回のセミナーを担当した鈴木S級トレーナー。いつもポーカーフェイスなのですが、今回は少しだけ緊張していたようです。 |
テニスにおけるタイプ別の動作を、特徴を説明しながら実演する和田トレーナー。これを4タイプ全てできるようにならなくてはいけません。 |
【午後 第5回レッシュサミットのようす】
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オープニングで挨拶をする廣戸代表。(写真中央)レッシュサミットも5回目をむかえ、参加者30名を超えました。 |
様々なジャンルの方々が参加して下さいました。なかでも「あうんのゴルフ」連載以来、ゴルフの方が増えました。 |
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1時間目の講師を担当した足立トレーナー。専門はゴルフ。言葉を道具として使うと、ギャップというものが武器になると言っていました。 |
2時間目でゲスト講師としてお話をして下さった(株)フリーム代表の原田氏。足元にあるのが現在販売中の4スタンスグローブ。 |
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原田氏に話を振られて、4スタンスグローブの話をする廣戸代表。これも普段他人にムチャブリをしている報いなのか?(笑 |
2時間目のメイン講師を務めた辻新潟支部長。4スタンスグローブを手に、指導のありかたを話す。その切り口は流石高校教諭といったところか?(笑 |
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4スタンスグローブを使ってのゴルフ指導の実例を見せる辻新潟支部長。まったく関係ない道具でも、理屈がわかっていれば使えるのです。 |
4スタンスグローブに興味津々の図。あれだけ変わるのを目の当たりにすれば当然か。ちなみに写っている女性4名はゴルファーです。 |
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フリートークの時間。ご自身の長い指導経験のなかで失敗した例を、身振り手振りを入れて説明をする辻新潟支部長。経験は宝です。(笑 |
4スタンスゴルフ四天王の話を聞いているところ。何故松本プロ(写真手前右端)はカメラ目線で爆笑しているのですか?(笑 |
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参加者の質問に答える廣戸代表。質問者は写真左の座っている女性。この方は名古屋のプロゴルファーです。ちょっと緊張していました。 |
ダーツの方はご自身のマイダーツを持参していて、そのパーツ構成を説明して下さいました。写真はリングを使ったフォーム作りの説明しているところ。 |
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あるCMのオーディションのエピソードを話す二串九州支部長。大人数をリングを使ってタイプチェックしたエピソード等をお話してくれました。 |
最後に記念撮影。フレームに全員を納めるのに苦労したのは初めてかも。最後にスタッフが着ている赤いTシャツをお持ち帰りいただきました。 |
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